MENU
TEL LINE

仕事中の事故は必ず労災保険?

保険会社が「仕事中の交通事故なので労災保険になります」と言ってきたら要注意です!本当に自賠責保険ではなく労災保険しか使えないのかをここで解説してきます。

交通事故の治療は自動車保険・労災保険どちらか選べます

基本的に交通事故被害者の方は自賠責保険・任意保険から補償を受けます。しかし、通勤途中や仕事中に起きた事故は労災保険が使えます。ただ、この場合は仕事中の事故でも、自動車保険と労災保険どちらかを選んで使うことができるのです。

自賠責保険と労災保険のどちらを使うかはあなたに権利があります

この自動車保険と労災保険ですが、どちらを使うかは患者様に権利があるのです。なので、当院としましては患者様の手間と負担を考えて自動車保険を使うことをお勧めしております。

自動車保険の方があなたの負担が少なくなります

結局、自動車保険と労災保険のどちらを使えばメリットがあるのか?疑問に思う方も多いはず。結論から言いますと、どちらも同じです。なのでどちらを使っても同じ補償であれば手間の掛からない方を選ぶべきです。

労災保険は色々と手続きが面倒です

自動車保険であれば最初に保険会社とのやり取りや、各種書類の提出が終われば治療に専念できます。しかし、労災保険を使うとさらに会社もあいだに入り、治療費・休業補償の書類等のやり取りが毎月続きます。

これは患者様にとってかなり負担になるのでオススメできません。例えば治療費は労災保険・慰謝料は自動車保険から。または休業補償の8割が労災保険、2割が自動車保険というように非常にいびつで複雑になるので、患者様が全てを理解して補償の流れを把握するのが難しくなるのです。そのため

なぜ、保険会社はそこまで労災保険を勧めてくるのか?

理由は非常にシンプルです。それは治療費を安く抑えるため。自動車保険よりも労災保険の方が治療費が安くなる仕組みとなっています。ただそれだけ。労災保険にしたところで患者様にメリットは何一つありません。

むしろ手間と労力が増えるだけ・・・補償額が大きくなれば成績が下がる保険会社の仕組みが、このように被害者ではなく担当者の保身を第一に考えた提案が優先されるのです。個人的には非常にに悪質だと考えますし、遺憾にも思います。

ウソを付いてでも労災保険にしたがる担当者もいます

これは実際に当院の患者様が言われたケースですが、「勤務中の交通事故は労災保険しか使えません」「もう労災保険で申請したので変えられません」というものがあります。

結論から言いますとどちらもウソです。このように補償額を安くするためなら平気でウソを付く担当者も多いので要注意です!

労災保険を使うと会社に監査が入るリスクも出てきます

一度の交通事故ではあまりないのですが、一定期間で同じ会社の社員が複数人、労災保険の申請があれば労働基準監督署から監査が入る可能性が出てきます。患者様だけでなく会社側にもデメリットが出てしまうので要注意!

交通事故で労災保険を使った方がいい場合

自動車保険を使うべきケースが圧倒的に多いのですが、中には労災保険を使った方が患者様にメリットがあることがあります。

・加害者側になってしまったとき

例えば7過失が割〜9割のときは自賠責保険からの補償は120万円から96万円まで減額されます。ケガが長引く可能性が高ければ、治療単価の安い労災保険の方が長く通院できる可能性が高まります。

・相手が無保険
ご自身が任意保険に加入していれば等級が上がらずに補償を受けることができますが、双方が無保険であれば非常に厄介です。通勤中・勤務中であれば、この場合も労災保険の方が適していることもあります。

交通事故は自分だけで解決するのは非常に危険

こrまでの流れからもご理解いただけたかと思いますが、保険トラブルは非常に難しいです。専門家でなければ適切な判断はできません。

なので少しでも疑問点がありましたらすぐに藤沢市湘南台のShin整骨院までご相談ください。多数の交通事故トラブルを担当してきた実績からアドバイスさせていただきます。

 

当院へのアクセス情報

所在地〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台2-7-10 金子ビル2階
駐車場近隣にコインパーキング多数あり
予約完全予約制(お電話での予約が必須となります)
電話番号0466-90-5949
休診日日曜日午後、月曜日
(祝日も診療いたします)