最近、急増している「あおり運転による交通事故」ニュースでも取り上げられることが多いので映像で見た方も多いかと思います。全く被害者に過失のない交通事故になりますが、実際はさまざまなトラブルが発生しやすいです。以下で確認しましょう。
自分の運転する車の後方に至近距離で張り付くようにされると、交通事故が発生しやすくなります。例えば、普通に停車しただけなのに後方の車が止まり切れずに追突してきたなどです。このとき、加害者が正直に状況を警察に証言してくれればトラブルは最小限に抑えられます。
しかし、あおり運転をしてくるような人ですから、ウソの証言をしてくる可能性が極めて高いです。例えば「前の車が急ブレーキをしたから事故になった」「前の車が急にバックしてきた」という証言をされると、被害者にも一定の過失が発生する可能性が出てきます。
もし、理不尽な過失割合を定時されたときは安易に応じてはいけません。トラブルの長期化は避けられませんが、泣き寝入りをしないためにも、事故発生状況の証言を変えないことが重要です。
高速道路など直線が続く道はあおり運転が起きやすいです。このとき、ピタッと至近距離に付かれるのを嫌い、逃げるためにスピードを出すことがあると思います。そこで「スピード違反」となった場合はどうなるのでしょうか?結論からいいますと、スピード違反による減点と罰金は避けることができません。
もし、「あおり運転を回避するためにスピードを出したから違反ではない」と主張をする場合、”証拠”がなくてはならないのです。具体的には「動画」「複数の目撃者」です。基本的に「あおり運転をされていた」ということを立証するのはかなり困難ですよね?しかし、自己の主張ではなく客観的に第三者が判断できる材料がなくては、通常通りスピード違反として罰則を受けてしまうのです。
では「オービスにはあおり運転をしていた車の写真があるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、残念ながらオービスは後続車は映りません。そのため、あおり運転を受けた側がかなり不利な状況に陥るのがご理解いただけたかと思います。
ここまでの内容で、あおり運転をされた場合は被害者が不利になる傾向にあります。もし、テレビでもよく見かけるように加害者が車から降りてきて「窓ガラスを叩かれた」「進路を塞がれたせいで事故が発生した」という状況に陥った場合、”ドライブレコーダー”が強力な証拠となります。
交通トラブルでは、動画などの客観的な証拠があるかどうかがキーポイントとなります。加害者の違法な運転が映像として残っていれば適切な賠償がされるでしょう。しかし、証拠を提示できなければ裁判を起こしたところで満足のいく結果を得られません。このようなことから、今からでも遅くはないのでドライブレコーダーを購入されることをオススメいたします。
藤沢市Shin整骨院の患者様でも動画による証拠がないばかりに”加害者”となった方も少なからずいます。被害者本人に非がなくても、事故状況を立証できなければ過失割合がひっくり返る可能性があるのが交通事故です。
交通事故に関する補償というのは非常に専門性が高く、複雑になります。そのため、交通事故被害者が短期間で知識を付けるのは難しいです。このときは、必ず交通事故の専門家に相談しましょう。
藤沢市のShin整骨院は交通事故相談をいつでも無料で行っています。もし、ご家族やご友人が交通事故トラブルに巻き込まれた場合はすぐにご相談ください。当院に通院できない方であっても相談は無料で行います!