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「治る」ってどういうこと?

2014.12.19 | Category: 未分類

こんにちは!

治療家をやっていると必ず「これは治るの?」と聞かれる場面があります。

この「治る」というシンプルな言葉ですが、これは治療家と患者様のあいだに微妙な認識のズレがあります。

 

たくさん治療家がいて考え方はそれぞれ違いますが、私個人としては慢性化していたり

痛みの度合いが強いほど治療の回数は多く必要だと考えています。

 

そして、症状がある程度良くなってもまた悪くならないようにメンテナンスも必要だと考えています。

 

しかし、患者様は1回または数回の治療で症状が完全に消えて、今後患部をほったらかしていても

良い状態がずっと続くことを「治る」と定義している方が非常に多いと感じています。

 

これを可能にするゴットハンドであれば全く問題ないですが、私にはこの夢のような技術はありません。

 

 

じゃあ治らないのか?

私は症状を「良くする」ことはできます。

どういうことかと言いますと、痛みの度合いが10だとすると

治療を重ねるごとに7・6・5と少しつ和らげるという意味です。

 

いきなり10から0はまず無理だと思います。

それが可能だとしたら症状が軽い場合のみ。

 

痛みの度合いを少しずつ減らし、そこから「治癒」または「改善」させるには

患者様も一緒に頑張っていただくことが必要だと考えています。

 

1日24時間のなかで実際に治療をしている時間は長い人でもせいぜい1時間前後だと思います。

残りの時間はどれだけ自分でケアするか大事。

 

痛みというのは外傷は別として、普段の生活習慣で症状は作られます。

来院してもらって症状を軽くすることはもちろん大事ですし絶対に必要です。

しかし、ご自身で悪化させない・より良い状態にするために習慣を変える努力というのが最も大事です。

 

「手術しないと治らないのかな?」

これもよく聞かれます。

 

手術をしたらリハビリは必須。治っても悪化防止のケアは絶対に必要です。

ここを勘違いしている人が非常に多いです。

 

スポーツ選手であっても痛めた箇所は必死で治療を継続して、

改善したら患部の筋力強化や柔軟性を向上させて再発防止のケアを治療と同じくらい頑張ります。

 

「わたしスポーツ選手じゃないし・・・」

そういうことではありません。

同じ内容のトレーニングをしろと言っているわけではありません。

 

自宅で軽めのストレッチ、歩く距離を増やす、エレベーターではなく階段を使う。

まずはこれだけでもいいんです。

 

患部の負担を減らすために少しでも患部の筋力強化、柔軟性を向上をさせる。習慣を変える。

この部分はアスリートであっても一般の方であっても何ら変わりません。

 

高齢であっても良い状態を保っている方は、体操であったりウォーキングであったり

小さなことでも何かしら継続していますし、お身体のメンテナンスも続けている方が多いです。

 

しかし、たまに来院されて自宅でもケアをせずなかなか治らない・・・」

改善しない方の大きな特徴です。

残念ですがこれでは治るわけがありません。

 

当院では患者様の症状に合わせた治療プラン、治療間隔をお伝えしています。

忙しかったりして理想の間隔で通院できない患者様には

1回の治療時間を伸ばしたりなど臨機応変に対応しています。

 

もちろん、自宅ではどういうストレッチを取り入れたらいいのか?

今やっている運動は正しく動けているか?などもしっかり確認させていただいています。

治療やメンテナンス、自宅での症状改善や再発防止のためにケアを継続する。

 

良い状態を継続できて初めて「治った」ということになるのでは?

当院ではそう考えています。

 

慢性化した症状や体力の有無は一人一人違います。

藤沢市湘南台のShin整骨院では、その人に合った治療を責任を持って提供いたします。

お身体のお悩みはどんな小さなことでも構いませんのでまずはご相談ください!

当院へのアクセス情報

所在地〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台2-7-10 金子ビル2階
駐車場近隣にコインパーキング多数あり
予約完全予約制(お電話での予約が必須となります)
電話番号0466-90-5949
休診日日曜日午後、月曜日
(祝日も診療いたします)