こんにちは!
今回は交通事故でむち打ちを発症した場合の処置について解説していきます。
よく「むち打ちは温めた方がいいですか?」という質問をいただきますが、これは状況によって大きく対応が変わります。
一般的には「痛い場所は温めた方がいい」という認識があると思いますが一概にそうとは言えません。
以下で具体的な処置の方法を確認していきましょう。
交通事故では状況問わず、強い衝撃を身体に受けていることがほとんどです。身体に大きなダメージを受けた場合は、患部に炎症を起こしている可能性があります。
患部に炎症を起こしている場合は熱を持っているため、温めるとさらに痛みなどの症状が悪化してしまう可能性が高いです。
そのため、交通事故でむち打ちになった直後は温めない方が無難なので、事故から3日〜1週間程度は湯船に入らないなど、できるだけ患部を温めないようにする工夫が必要になります。
また、むち打ちの痛みが強いときはできるだけ安静にして、首を動かさないようにしましょう。無理にストレッチなどをすると悪化するかもしれないので、自宅で首を動かす運動をしたい場合は必ず通院先の先生から指導を受けてください。
事故から1週間以上が経過し、若干症状が落ち着いてきたのであれば、今度は逆に患部を温めた方がいいです。首や肩の筋肉などの組織が硬くならないように、できるだけ冷やさないように過ごすことが大切になります。
例えば、「夜はできるだけ湯船に浸かる」「少しストレッチをして血流をよくする」などを徹底していきましょう。
このように、交通事故で発症したむち打ちというのは一般的なケガと違い、非常に特殊な症状です。同じむち打ちであっても、患部の状態によって対処法が大きく変わるので、処置が難しいケガでもあります。
また、上記で書いた内容は大まかな目安になりますので、「むち打ちは全て1週間経過したら温めてもいい」というわけではありません。
バイク事故や自転車事故など、衝撃がかなり大きい事故で発症したむち打ち落ち着くまではさらに長い期間を要し、それまで安易に温めない方がよかったりします。
被害者だけで全ての処置を判断することは難しいので、むち打ちになったときは必ず専門家からアドバイスをもらうようにしましょう。
藤沢市のShin整骨院であれば、いつでもむち打ちに関する処置や今後の治療方法などのアドバイスを無料で行っております。少しでも疑問があればいつでも下記からお電話ください。